ははこぐさのブログ 

ははこぐさ助産院・鍼灸治療室の日々の徒然記録

座り過ぎで膝が痛い?和式生活で気をつけたいポイント

ははこぐさパーソナルトレーナーの奥山です。

 

「産後になんだか膝が痛むことが多いんです」というママさんが時折いらっしゃいますが、詳しくお話を聞いてみると、床に座って長く過ごしていることが原因になっているケースがよくあります。

 

畳や絨毯の部屋に直接座って過ごす、いわゆる和式の生活スタイルをする場合、気をつけたいのが「どんな座り方をしているか」という点です。

 

「正座」「割座(いわゆる女の子座り)」「あぐら」「横座り」といった座り方をしている方がほとんどかと思いますが、女性の場合、正座や割座の姿勢で座っている方が多いようです。

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正座や割座のような座り方は、膝の関節を大きく曲げてその上から体重がかかる姿勢です。一般的に膝の関節が自然に曲げられる角度は130度程度ですが、正座をすると150〜160度と限界を超えて曲がっている状態になり、膝関節に大きな負担がかかってしまいます。また割座の姿勢は、曲がり過ぎに加えて回旋(ひねり)も入ってくるので、より膝関節にメカニカルなストレスがかかってしまいます。

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ただし、正座や割座が絶対にダメ!ということではなく、あくまでも「長時間こうした姿勢をとり続ける」と関節への負担が大きいですよ、という意味合いです。特に授乳、テレビ鑑賞、パソコンの作業などを和室で行う場合、集中していると30分以上ずっと同じ姿勢で座っていた、ということが起こりやすいので、注意が必要です。

 

おすすめの対策としては、

★正座するときにお尻の下にクッションを入れて、膝が曲がりすぎないようにする

 

★30分以上作業する場合は机と椅子がある部屋に移動して行うようにする

 

★和室用の座椅子(座面の高さが20−30cm程度のもの)を使う

 

といった方法が考えられます。「確かに和室で座って授乳している時間が長かったかも」などと心当たりのある方は、ぜひご自宅の環境やライフスタイルに応じて取り入れてみてください!

 

ははこぐさのパーソナルケアでは産後の身体作りの専門家であるパーソナルトレーナーが個別に身体の状態をしっかり分析し、疲れた身体をほぐしてくれるだけでなく、ストレッチ方法や、育児での身体の使い方など生活面のアドバイスも可能です。お気軽にご相談ください!

 

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