ははこぐさパーソナルトレーナーの奥山です。
産休明けで仕事復帰したものの、久しぶりのデスクワークで肩も手首も腰も痛くて…と不調を訴えてははこぐさを訪れるママが増えています。
詳しくお話を聴いてみると、「座り方」や「働く環境」に原因があることがほとんど。身体への負担を減らすためには、まず普段の座り方をチェックしてみましょう。
この画像のように、姿勢をチェックするには横から見た姿勢のチェックが重要です。普段なにげなく座ってパソコンの前で作業している姿勢を、同僚に頼んで真横から一枚写真を撮ってもらいましょう。
果たしてどんな座り方になっていましたか?
注目ポイントは
①頭の位置
②手首の状態
③骨盤の傾き
の3点です。では一つずつ解説していきましょう。
①頭の位置
横から見て頭だけ前に出ている「あご出しすわり」になっていませんか?
一般的に人間の頭は体重の約10%、ボーリングの球ほどの重さがあるとされています。それだけの重量がある頭が前に突き出ていると、それを支えるために首や肩、背中の筋肉に大きな負担がかかってしまいますよね。
顎を引いて座り、耳・肩が横から見て一直線になるように意識するだけでも、あご出しすわりは大きく改善することができます。
また、環境が原因で姿勢が崩れているケースもありますので、ディスプレイに対して20〜30度の角度で見下ろす高さになるように、デスク・椅子・PCの高さを設定することも重要です。
②手首の状態
手首がデスクに接地せず浮いた状態になっていませんか?
長時間こうした姿勢でタイピングしていると、手首に疲れが出て、だるさがなかなかとれない、という状態になってしまいます。
対策としてデスクや椅子の高さを調整することも重要ですが、それでも手首が痛む場合は「パームレスト」という手首の下に置くサポートクッション
を使う方法がおすすめです。
パームレストはウレタン、ジェル、木材など様々な素材があり、価格も1000〜3000円程度と、比較的手頃なものがたくさんあります。手首の重さがなかなかとれない、という方はぜひ一度お試しください。
③骨盤の傾き
横から見て骨盤がまっすぐ立った状態になっていますか?
骨盤の傾斜は腰や股関節の周りの筋肉の緊張に大きく影響します。
前に傾きすぎても、後ろに倒れすぎても腰痛の原因になることがありますので、座り方が崩れやすい方は背中にランバーサポートというクッションを入れる・体格にあった椅子を選ぶなどの対策が有効です。
ははこぐさでは復職後で疲れがたまっているママ向けに、身体作りの専門家であるパーソナルトレーナーがマンツーマンでじっくりと施術するコースをご用意しております。
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