ははこぐさのブログ 

ははこぐさ助産院・鍼灸治療室の日々の徒然記録

外での運動は大丈夫?暑さ指数を活用して熱中症予防!

ははこぐさのパーソナルトレーナーの奥山です。

 

都内はまだ梅雨明けは発表されていませんが、ここ数日はかなり気温が上がり、すっかり夏本番のような気分になりますね。



スカッと晴れるのは気持ちいいものですが、普段から外でウォーキングやランニングをしている方にとっては、いいことばかりではありません。

「暑すぎて散歩ができない」「この暑さだと熱中症になるかも…」と、外でのエクササイズをしていいのかどうか判断に悩む方も多いようです。

 

実は暑い時期に屋外で活動できるか判断する材料として、「熱中症警戒アラート」という情報発信が、環境省で2021年からスタートしています。最近はテレビの天気予報などでもよく触れられていますので、なんとなく見たことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

熱中症警戒アラートは、「暑さ指数」(Wet Bulb Globe Temperature)という指標をもとに熱中症リスクを予測するものです。

この暑さ指数とは、人間の熱バランスに影響の大きい

①気温

②湿度

③輻射熱(日射しを浴びたときに受ける熱や、地面・建物・人体などから出ている熱)

の3つを取り入れた温度の指標です。

 

暑さ指数は気温と同じ℃で表記されますが、気温とは異なる意味合いの値で、大まかには下記のような式で計算されます。

 

暑さ指数(WBGT)=湿度の効果7:輻射熱の効果2:温度の効果1 

 

ここで重要なのは湿度が影響する割合が大きいという点です。

 

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなりますので、体温も下がりにくくなり、結果として熱中症のリスクが高くなってしまうためです。

 

外での運動については、日本スポーツ協会から暑さ指数を元にした「熱中症予防運動指針」が出されていますので、下記の画像を確認してみましょう。

 



※出典:環境省 熱中症予防情報サイト

 

暑さ指数31以上(気温35度以上)では運動は原則中止、暑さ指数28−31(気温31−35度)では厳重警戒となっています。

 

ですから産後の減量目的のエクササイズや、お子さんとの運動遊びをする際には、暑さ指数28以上(気温では31度以上)での運動を避けるよう意識しましょう。

 

気温が高い日が続き、なかなか外で活動ができない場合は、

・気温が上る前の朝の時間帯に歩くようにする

・屋内プール、ショッピングモールなど気候の影響を受けない屋内での活動を増やす

など、高温の環境を避けて身体を動かす工夫をすることも重要です。

 

 

前回のコラム(https://hahacogusa.hatenadiary.jp/archive/2022/06/19

)でご紹介したように水分・塩分の補給にも注意しながら、安全に夏場のエクササイズを楽しんでいきましょう!

 

 

気候の変化の影響で全身の疲れがたまっているというあなたには、ははこぐさのスペシャルリラックスコースがおすすめです。

 

固まっている筋肉のリラクセーションだけでなく、

・座り方・歩き方など姿勢のチェック

・自分でできるストレッチ方法・エクササイズの指導

など、パーソナルトレーナーが個別に身体の状態をしっかり分析していきます。

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※コラムで紹介している情報は、効能や有効性を保証するものではありません。個人の体力差やその日の体調を踏まえて運動強度を調整しつつ、安全にエクササイズに取り組むようにしましょう。

 

※参考HP

熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp